冴えてなくても

おたくの備忘録

かつてプリンセスしてたオタクが寺島・一十木音也・拓篤さんについて語りたいだけ

アニメ第1期放送当時に16歳でうた☆プリにハマって音也くんのプリンセスになり、20歳くらいでプリンセス卒業した後もなんとなく茶の間ファンを続けていた古のプリンセスであるところの自分が、コロナ自粛期間中にアニメを配信で見直したり過去のキャラソンを聴いたりしているうちにいつの間にかうた☆プリ再熱していて、プリライの円盤を1stから見返していたところ、寺島一十木音也拓篤さんにめちゃめちゃ感動したっていう話です。

 

ぶっちゃけ以上終了なんだけど、自分は熱が高ぶると言葉にしてそのパッションを発散したいタイプのオタクなのでとりあえず書きます。

 

’20年の春くらいから、なんとなくうた☆プリ結構動いてんなーという印象があった。

ここでいうところの茶の間ファンというのは、とりあえずアニメは全部リアタイしていた、プリライ・カルライの円盤は何本か現役プリンセスにお借りして見ていた、Twitterフォローしっぱなしだった、キングダムには入国した、というくらいのテンション。

現役のころと変わったのは、キャラソン追わなくなった、グッズ集めなくなった、アプリもコンシューマーもゲームやらなくなった、プリライ円盤買わなくなった、ぐらい。

ちなみに現役のころはチケット戦争に敗れまくりだったのでライブに現地参戦したことはない。

いま思うとうた☆プリがあのタイミングで茶の間ファンにもわかるぐらい動き始めたのは10周年に向けての動きだったんですね。

余談ですがプリライ7th延期開催おめでとうございます。10周年の年ではなくなってしまったし、わたしはチケットないけど、開催できてよかったねと思います。アイドル達もスタッフもプリンセスもおめでとう、このまま無事に開催できますように。

 

で、でよ。TLで盛り上がってるとなんとなく情報追うじゃないですか。感慨深くなるじゃないですか。ああ、わたし音也くんと初めて出会ったとき16歳だったんだな、10年(もう11年)経ったのか、うた☆プリでっかくなったなあ、続いてるのすごいなって。

コロナだし、出かけられなくて暇だし、どうせ家にいるならと思ってdアニメでとりあえずアニメを全部みたわけです。

1期1話の衝撃の蘇りたるや。マジLOVE1000%って今思ってもすごい曲やな。上松さんのセンス。

あれが11年前にあったのってすごいね。1000%作る時点でもうコーレス計算して作ってるんでしょ?リアルライブを前提にしてたかどうかは知らないんですが、してたとしたらすごい。感謝しかない。1000%のコーレス大好きです。We are ST☆RISH

いまでこそ二次元アイドルコンテンツたくさんあるし、声優さんが表に出てきてキャラクター背負ってライブをするってよくある話になってきたと思うんだけど、うた☆プリはそれの先駆けだったのかもしれないなあと、今になって思っている。

アニメは今見ても普通におもしろかった。ツッコミどころありまくるし、おなかよじれるくらい笑える。でも見続けてると不思議とアイドルとか春ちゃんのこと応援したくなってる自分がいるんだよなあ。作品の力ですね。

そうやってアニメ見てると今度は曲聞きたくなる。当時の記憶がよみがえってこれまた楽しい。ダムとかジャスコとか夜空のおりぼんとかw

 

で、キャラソン聞くとプリライが観たくなりますね。とりあえず自宅にあった3rdまでを楽しんだんですが、いや、たのし!!!!!!!!!!!!!!!プリライたのし!!!!!!!!!!!!!!

神宮寺さんもとい諏訪部さんが円盤化を見越して、「テレビの向こうのレディたち!」って言ってくださる。はーーーい!!見てるよーーー!!!!!

やっぱり自分が現役だったころの円盤だから、当時の思い出とか衝撃とかいろんな感情が上乗せされて、余計楽しい。

わたしは音也くんの歌の中で虹色☆OVER DRIVE!が一番好きなんだけど、1stでやってくれてるんですよね、当時も本当に思ったけど、もうね、大好き!!!本当に大好き!!

 

ここまでで1700字くらい使ったけどようやく本題に入るね。

ステージでパフォーマンスするてらしーを見て、いや、ええ?この人一十木音也じゃん、て改めて思ったの。

1stのらーびゅー♡の振り付けのところとか、これあとでスタリファンミのところでも書くけど、この振りご本人発案て!!!!!!!!!!いや、まってくれ。音也のことは天使だ天使だとずっと思ってきたけれども。てらしーも天使じゃん…ていうか音也じゃん…。なんてこった。

それでここまで見てしまったらもう全部みたいと思って。発売時にプリンセスたちと集まって鑑賞会したり、お借りして見たりはしていたんだけど、家で見たくて。今すぐ見たくて。どうしてもみたくて。ぽちったよね。勢いって怖いよね。熱が上がっているときの自分は本当にこわいな、と冷静になるといつも思う。思うけど、推しは推せるときに推せ、が至言だということはもう知っているので課金しました。悔いはない。

 

それで6thまで見て、スタリのファンミも観たわけです。

6thとスタリのファンミが初見だったんですけど、もうね、震えた。ほんと震えた。

スタリファンミやばくないです?やばくないです?バラエティパートでわちゃわちゃするおじさんたちのかわいさよ…。プロポーズのところ笑った。ていうか回答した後に恥ずかしくなって、ステージ上にある机にかけてある布まくってそこに隠れるてらしーの、あれ、なに!?ずるいでしょうが!!

続くライブパートね。虹色をまさかここで見られるとは思わず。初期曲だよ!?HAPPY LOVE SONG1収録やぞ???アニメのキャラソンですらない、ゲーム1作目のときの曲をまさか成長した音也くんが歌って踊ってくれるなんて、夢か。幻か。

もうさー、踊るじゃん、めっちゃ踊るじゃん。これ奇しくもごく短いスパンで1stと見比べてるせいで進化がすごくわかるのね、すごいね。これ現地行きたかったなー!?!?目を見て~ら~びゅ~って一緒にやりたかったなー!?!?めちゃくちゃかわいい。ぎゃんかわいい。音也くん天使!!!!!!!!!

あとライブパート開幕のファンタジックプレリュード、やばくないですか。ぴょんぴょんしておる~!!音也だ~!!!みんながすました顔で歌ってるときに音也くんこういうことやりそう~!!!!トキヤさんにあとで、落ち着きなさい音也、とか言われてそう~!カメラにピースしてくる~!!テンション上がっちゃってるんだねうれしいんだねわたしもうれしいよ!!!!!!

全員で歴代マジLOVEメドレー歌って戻ってきて、メインステージで「ST☆RISHST☆RISHのファンすごいよー!」叫ぶところ一十木スイッチ入ってて好きです。

 

そして問題のMCな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリライのMCいつも思うんですけど、アイドル達からのコメントあるの粋すぎやしないかい。いろんなインタビューとかで声優さんたちが言ってると思うんだけど、プリライはお芝居の延長なんですよね。ただのライブじゃなくてアイドル達のライブを声優さんたちとスタッフさんたちが再現してくれてるんですよすごい。ありがたさしかない。マイクの前を離れてまでもこんなにキャラクターでいてくれようってしてくれるの本当に嬉しい。歌ったり、踊ったり、各々見た目寄せたりとかいろんな部分を工夫してキャラクターを表現しようとしてくださるじゃないですか。あたりまえだけど、彼らにとっては数ある抱えているキャラクターのひとつであって、あれがすべてじゃないんだよ。それをあんなにあんなにわたしたちが楽しめるようにと考えてくださって、ありがとうございます以外に何と言ったら伝わるのか、もう、だれか本当に教えて欲しいんだが、もうこれしか言いようがないからありがとうございます。

てらしーと音也くんのMCさ、これ当時現地にいた音也のプリンセス大丈夫だった?息してた?泣きすぎてもはや過呼吸じゃない?涙で前見えなくない?わたしは3年近く経ってから家でひとりで見てるのに嗚咽するレベルで泣いた。無理です。

なんでこんな泣かせることばっか言ってくんだよお。おとやじゃん…このひと音也くんじゃん…。

こんなに帰りたくないの初めてっていうてらしー。いーちゃお☆ここにいーちゃお☆ってずるいわ!!!!かわいいか!!!!!!バラエティコーナー初めてだったけど信じられないくらい楽しかったっていうてらしー。音也たちが普段アイドルのお仕事でバラエティコーナーで自分たちがしたみたいなことやってるのかなって、それをプリンセスに感じてもらえたら嬉しいっていうてらしー。虹色の振り付けで1stのときに自分で考えた振り付けを振付師さんが拾ってくれて嬉しかったっていうてらしー。

そして音也に代わってご挨拶するんだけど、ステージ上にいるST☆RISHを振り向いて、ひとりずつ名前呼びながら目をあわせてメンバーにお礼言う音也くん。わたしはここで泣いた。スタリだけじゃなくて、カルナイとヘブンズがいたからここまで来れたっていう音也くん。でもST☆RISHが一番輝くから、っていう音也くん。だからみんなついてきてくれる?っていう音也くん。ええ?こんなんある?音也くんじゃん…。

諏訪部さんが「上松さん曰く、うた☆プリはキャラと中の人が掠めるように、重なるところがあるようにつくられてる」みたいな話してたと思うんですけど、いや、もう、掠ってるとかじゃないのよ。この方一十木音也なんですよ。いやでも一十木音也だけじゃないんだよ。音也くんていうキャラクターがいて、キャラクターの中の人であるてらしーがいて、なんか、ふたりでひとつみたいな。ステージにいるのはただの一十木音也でも寺島拓篤でもなくて。寺島一十木音也拓篤なんですこの人!!!!!!

何言ってるかわかんなかったらごめん、わたしもよくわかんなくなってきた。でもなんか、すごいそう思ったんですよねMC聞いてて。この人が音也くんの声帯を担当していて本当に良かったと思った。わたしはなんて幸せなオタクなんだ…。

そんでさ、もうさあ、泣かせにきてるとしか思えないセトリ。ここにきてのWelcome to UTA☆PRI world!!は。初じゃん。初披露じゃん。ゲームのサントラに収録されてる全員曲をここで初披露て。原点回帰。泣いちゃうから。もう泣いてんだけど。

笑顔の意味を知ってるかいって、わたしが笑顔でいられる理由は音也くんだよ…。

 

6thの終わりのMCもこれは全プリンセスとエンジェル(カルナイのファンは総称あるんだっけ?プリンセスでいいの?)の心に来たんじゃないかと思うんだが、わたしも現地参戦でもなんでもないくせに心に来た。家でひとりで泣いた。2回目。

HE★VENSが6回目にして初参戦のプリライでプレッシャーがすごかったんだろうなといまさらながらに思って。HE★VENSファミリーが最後のあいさつでみんなぼろぼろ泣いていくんですよね。HE★VENSのリーダーとしても、声優の先輩としてもカッコ悪い所見せられないと思って臨んだって話しながら緑川さんそんな泣く!?って思ったら、てらしーが緑川さんのとこまでつないだトロッコのうえ走ってって、握手してかっこよかったですっていうんだよ。また絶対やりましょうって。どういうことだってばよ。音也かよ。あれがてらしーとしての行動だったのか音也としてだったのかわかんないけど、でも見てるわたしはふたりがそこにいるんやなと思って見てた。ひまわりみたいな笑顔で周りの人を照らしてすくい上げていくのが、わたしが好きになった音也くんなんだなって再確認した。そしてその音也を背負ってステージに立ってるのがてらしーなんだね。

続いて挨拶するカルナイもスタリも何人か涙してるんだけど、てらしー絶対泣かないの。泣きそうなのかな、みたいな表情の時はあるんだけど、涙流さないんですよ。そのうえ、ライブを見に来てくれたうた☆プリスタッフのみんなと、ライブを作ってるライブスタッフのみんなと、世界中にいるうた☆プリファンに大きな拍手を、ってそれだけ言って、そのあといつも通り音也くんに代わるの。

カルナイとヘブンズとみんなのおかげでここまで来られたって。瑛一のおかげで新しい歌が歌えたんだって音也くんが言ったときに、なんか、あのアニメの音也・瑛一回やっと完結したんやなーとか思ってました。アニメリアタイで見てた時、まじで鳳瑛一絶対ゆるさないマンだったし画面の向こうにむかってキレてたし音也モンペしてたんだけど、見返したときはもう少し音也くんの成長を見守る気持ちで見られて、それであの音也くんの言葉きいてわたしのなかの音也・瑛一回が真の終わりを迎えた。と思う。

まだ続いていくから、これからも俺たちに歌わせてくれる?約束だよ!って言った音也くんとてらしーの顔忘れないだろうなと思ってまた泣いた。

向かい合って聞いてるスタリもみんな感極まってるんだけど、こんなん言われたら感極まるよね。そのあとのレジェンドスターなんかマモが感極まりすぎて歌えなくなってるんだけど、ずっとその肩抱きながら歌うてらしーをみて、なんか、音也とトキヤみてるみたいだった。いつもはしっかりしてるトキヤのほうがああいうときに感極まって泣いてしまうだろうなあって。そんで音也くんが笑いながらトキヤ!って言ってるんだろうなって。

てらしーがパンフのインタビューで話してるのも今回円盤を買って初めて読んだんだけど、音也というキャラクターを届けるフィルターとしては自分は優秀なんじゃないかと自負してるってコメントがあって、首がちぎれるくらい頷きました。優秀が過ぎる。てらしーしかそれができる人はいないんじゃないかと思う。

うた☆プリの世界を作った人がいて、音也の設定を考えた人がいて、絵を描いた人がいて、そのいろんな要素のなかで音也とシンクロして音也の声を出すっていう役割を担う人がてらしーで本当によかった。これ上にも書いたけど。魂が一十木音也なんだな。プリライのステージにいるときは寺島一十木音也拓篤なんだなってことがよくわかった。

 

リアタイで全部追っていたかったー!

でもそれも運命なんだなーと長年オタクをやってると思います。うた☆プリのある世界線にこの時間に生きてるのも運命だし、うた☆プリにハマったのも離れたのも今すこし戻ってきたのもタイミングと運といろんなことが重なってできたことで、このタイミングのこのわたしだからこそ、うた☆プリをもう一度好きになれたんだなーと。

 

かつてプリンセスだったってタイトルに書いたのは、初めてうた☆プリに音也くんに出会った16歳のときみたいなテンションで音也くんがわたしの世界のすべて、みたいな生活はきっともうできないだろうなと思ったからなんだけど、いま頭から読み返したらすごい滾ってるオタクだね。わたしはもう全身全霊で音也くんのことだけ好きだったあのころのプリンセスではないけど、こんな風にたまにすごく滾ったりちょっと距離置いたりしながら、茶の間ファン続けるんだろうと思います。

とりあえず今は映画と11周年プロジェクトのmetamorphoseがめっちゃ楽しみ。

 

とりあえず寺島一十木音也拓篤さんの話を思うままにしたかったので、これ書きながらめっちゃ楽しかった。てらしーありがとう、本当ありがとう。

あとここまで読んでくれた人がいたらあなたもありがとう。